中野レンガ坂カイロプラクティック・整骨院
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水を飲みましょう

みなさん、こんにちは!日に当たるとすぐに黒くなる野村です。

最近は暑い日が続いていますね。個人的に夏は好きですが、急に来ると体がびっくりしますね。

さて、みなさんは水分補給は十分できていますでしょうか。施術中に水分についてお聞きすることもあるのですが、朝から晩までコーヒーだけしか飲まないという方や、一日を通して500mlも飲みませんという方が割と多いんです。

水分が不足すると熱中症になってしまうなど、なんとなく飲まなくてはならないことはご存じだと思います。

なんで水が必要か

私たちの体は、胎児で体重の約90%、新生児で約75%、子どもで約70%、成人では約60~65%、老人では50~55%が水分とされています。この体内の水は、どのような働きをしているのでしょうか。

体内の水は、大きく細胞内液と細胞外液に分けられます。細胞内に存在する細胞内液は、体内水分の約3分の2を占めています。一方、残りの3分の1である細胞外液は、体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液に分けられます。

血液は酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。その血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体です。そして、血漿のほとんどが水でできています(血漿の水分は91%)。血漿にはナトリウムイオン、塩化物イオン、タンパク質などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれています。

体の機能が低下

体重の約1%の水分を失った時点で、体は既に脱水状態にありますが、まだ自覚症状がありません。

更に体重の約2%の水分を失うと、喉の渇きを覚えて水分を欲しますが、まだ体の動きに異常は見られません。

そして、体重の約3~4%の水分消失で、体は急激に強い疲労感を覚えて思うように動かなくなり、パフォーマンスが低下します。

その後体重の約5%以上の脱水により、めまいや吐き気などの不調を訴え、体が消耗していきます。

某スポーツドリンクのCMでやっていましたね。その時はそんなに影響があるんだと驚いたのを覚えています。

運動への影響はもちろん、生命維持のために働いているすべての細胞に影響します。

肩こり、腰痛にも

これから季節は真夏へと向かい、どんどん暑くなります。熱中症のニュースなどは以前よりもよく目にするようになりました。外での活動を控えましょうなんて、昔は言っていたかな?と思います。

熱中症に気を付けることはもちろんですが、水分が不足すると肩こりや腰痛を引き起こすこともあるのです。

実際に脱水状態だと筋肉に力が入りにくくなります。屋外での仕事や、体を動かす仕事の方は意識的に水分を取っているかもしれませんが、デスクワークの方も意識的に水分を取る必要があります。

まずは1日1リットルを目標に、水、白湯、カフェインの含まれていない物、砂糖の含まれていない物を飲むようにしましょう。食事にも水分は含まれているため、いきなり2リットル飲もうなどと思わないで下さい。苦しくて続きませんので(;´Д`)

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